ナスターシャ・キンスキー:NASTASSJA KINSKI

cinema-chouchou2007-04-28

生年月日:1961年1月24日(1959年説もあり) 牡牛座 西ドイツ・ベルリン生まれ
本名:Nastassja Nakszynski
身長:173cm 髪:ブロンド 瞳:ブラウン

嗚呼、美しきナスターシャ♪孤独さと魔性の眼差しの奥に見え隠れする母性的な優しい眼差し☆80年代がピークだと仰る方もおられますが、今もマイペースに活躍されている国際女優さまです。麗しき銀幕の住人たち(女優館)とやはり同文になるのですが、豊満過ぎず華奢でもないしなやかな肢体、そして静かな存在感をどんな脇役でも残せるお方。お口の悪いお方は大根役者だとも仰るのだけれど、ナスターシャが突如!演技派になられたり、オスカー女優になられては面白くないのです。その美しき存在がスクリーンに花を添える、正しく名花と呼ぶに相応しいお方のお一人だと軽く聞き流しています。「イングリッド・バーグマンの再来」と讃えられ、名匠たちの作品に次々と出演されている。お子様達との生活を大切にしながらの現在。個人的にはヨーロッパ映画の方がお似合いだと思うのだけれど、そこには私の偏見があるのかも?最新作はデヴィッド・リンチ作品。多分出番は多くないのかも、でも、間もなく関西も公開なので楽しみなのです♪

父はかの怪優かつ名優クラウス・キンスキー。幼い頃から父不在の孤独な生活で、母親と世界中を巡りながら働いて来た美少女。窃盗で補導されたこともあるという。しかし、ナスターシャは子役の頃から自分の魅力でお金が貰える事を学ぶ。天から授かった美貌と個性、これは女優になるべくして生まれたお方の特権!父クラウス・キンスキーとの確執は晩年までに及ぶという...どんなに辛い少女時代だっただろう。こういう辺り、年も近い(ナスターシャは1959年、1960年生まれ説もあるけれど)ジョディ・フォスターと似たものを感じる。なので、「ホテル・ニューハンプシャー」での共演はとても嬉しいものだった♪16歳からアメリカのアクターズ・スタジオで演技の勉強を本格的に始めたのだから、アメリカ生活が長いのも納得。でも、どの国にいてもどこか無国籍な感じがまた素敵☆そうそう、クインシー・ジョーンズのお子様を出産されたと聞いた時、私はクインシー・ジョーンズに嫉妬した。多分にこういう感情は特に大好きな女優さまに関してはよく起こるもの。やはり”女優讃歌、女優ありき”なのだろう。まだまだお美しいナスターシャの今後も楽しみ♪最新作以外は全て観ることが出来ているので、これからもどんな端役であろうとも、シーンの中のナスターシャを観て悦んでいるのだと思う。大好き♪

◆代表作◆
インランド・エンパイア (2006)
レディ・ダルタニアン/新・三銃士 (2004)
フォルテ (2001)
罠 WANA (2001)
セックスダイアリー (2001)
怪奇異星物体 (2001)
エクスタシー・ワンス・モア 愛をもう一度… (2001)
アメリカン・ラプソディ (2001)
トリプル・クロッシング (2001)
バイオ・クライシス (2000)
めぐり逢う大地 (2000)
マイ・ハート、マイ・ラブ (1999)
ロスト・サン (1999)
イントルーダー 侵入者 (1999)
セイヴィア (1998)
スーザンズ・プラン 殺せないダーリン (1998)
僕らのセックス、隣の愛人 (1998)
ファーザーズ・デイ (1997)
ザ・タブー/暴かれた衝撃 (1997)
ベラ・マフィア/ファミリーの女たち (1997)
ワン・ナイト・スタンド (1997)
ダニエル・スティール/標的 (1996)
ターミナル・ベロシティ (1994)
時の翼にのって(1993)
ザ・ブロンド (1993)
太陽は夜も輝く (1990)
ムーンリットナイト (1989)
マグダレーナ・『きよしこの夜』誕生秘話 (1988)
恋の病い (1987)
ハーレム (1985)
レボリューション・めぐり逢い (1985)
殺したいほど愛されて (1984)
パリ、テキサス (1984)
ホテル・ニューハンプシャー (1984)
マリアの恋人 (1984)
愛と死の天使 (1983)
溝の中の月 (1982)
ワン・フロム・ザ・ハート (1982)
哀愁のトロイメライ (1981)
キャット・ピープル (1981)
テス (1979)
今のままでいて (1978)
レッスンC (1978)
危険な年頃 (1977)
悪魔の性キャサリン (1976)
まわり道 (1974)

※最初にナスターシャを知ったのは『テス』♪もう、これでハートに矢!の私で今日に至ります。誉め讃えることしか出来ない大好きな女優様のおひとりです。