アラニス・モリセット:ALANIS MORISSETTE

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[私の好きな詩]Joining You:『ジョイニング・ユー』
アラニス・モリセットALANIS MORISSETTE/Supposed Former Infatuation Junkie

あなたと私はまるで4歳児みたい
何事についてもなぜかどうしてか知りたがってる
意のままに自分たち自身を明らかにし思ったことを言いたがってる
そして決してつまらないことは言わず
直感的で 激しく質問し 神様を見つける
私の苦しめられた先導者
私たちは同じ意見の仲間たちを見つけなくては
もし私たちが彼らの有罪判決なら
もし私たちが彼らの突出物なら
もし私たちが私たちの偏執なら 私はあなたに加わってるわ
もし私たちが私たちの収益なら
もし私たちが私たちの妄想なら
もし私たちが私たちの苦悩なら 私はあなたの仲間よ
私たちには熟考が必要 ほんとに素敵な思い出が必要
もうちょっと頻繁に気兼ねなく電話してくれていいのよ

アラニス・モリセットのこの曲が得に大好き。意外に思われるかもしれない、アメリカのとってもメジャーなお方(グラミー賞受賞者だし)。私の好きなヴォーカリストはメジャーもマイナーも無関係なのだから。マドンナのレーベルからリリースされた1998年の2ndアルバムの中の曲。この曲は、アラニスのある友人のために書いた曲だという。”私たち”と幾度も繰り返され、その響きは力強くも悲痛に響く。でも、前を向いて歩くことへの賛歌のようにも私には聞こえる。アラニスはロックからフォーク調の曲などサウンドも一言では喩えられないけれど、歌詞がとても好き。言葉をとても大切にしているお方でもある。

「自分の感じていることを言葉で表したり、自分の目で見て確かめてみないと心の痛みや悩みを癒すことはできないでしょ?私は自分が感じていること全部を書き留めて、一歩離れてからそれを読むのが好きなの。」

「言葉が何よりも最優先で、言葉は言葉を高めているの。私の曲で優先することは常に、”自分の言いたいことを言う”ということなので、曲のフレーズのせいで言いたいことが言えなくなるなんてことは絶対にないわ。」

このように語るアラニスが好き!溢れる言葉、はみ出した字余りなような複雑な曲たちは彼女の個性。楽観的であり悲観的である。私はとてもそれらの詩に共鳴するものを感じてしまう。