グラン・プリ
グラン・プリ:GRAND PRIX
1966年 アメリカ映画 ジョン・フランケンハイマー監督
出演:イヴ・モンタン、ジェームズ・ガーナー、三船敏郎、エヴァ・マリー・セイント、フランソワーズ・アルディ
あまりカーレースは詳しくないけれど、とても迫力のあるシーンがいっぱい。音響も素晴らしく臨場感溢れるもので、スリリングだった。
元々は、イヴ・モンタンと三船敏郎、さらにフランソワーズ・アルディという好きな人達が出演していると知り観たものだ。他にも豪華なメンバーが揃って華やかだ。レースを中心に、レーサーのそれぞれの恋愛なども描かれていて長時間作品ながら退屈さはなかった。車好きの方ならもっと楽しめる映画だと思う。
よく分からないけれど、猛スピードで命がけのレースに挑む男達の美しさを感じた。レースが終わるとそれぞれの日々の苦悩や葛藤などもあるのだけれど、どんなに事故で大怪我をしても、彼らは次のレースにチャレンジしていく。グラン・プリを目指して。
イヴ・モンタンと三船敏郎という、フランスと日本を代表する名優の顔合わせ!個人的にとても好きな方々なのでそれだけで観る価値があったと思う。タイプは違うけれど共に渋い存在感を漂わせていた。