『フライトプラン』 ロベルト・シュヴェンケ監督 (2005年)

フライトプラン [DVD]
フライトプラン:FLIGHTPLAN
2005年 アメリカ映画 
ロベルト・シュヴェンケ監督
出演:ジョディ・フォスターショーン・ビーンピーター・サースガード、マーリーン・ローストン、エリカ・クリステンセン、ケイト・ビーハン

ジョディ・フォスターの復帰主演作だというのに劇場で観ていない。好きな女優さまなので落ち着いて観たい。やっと先日観る事が出来た。ジョディは航空機設計士という役でその最新型の豪華で大きな飛行機。その中での密室サスペンス。そして高度一万メートル。(高所と閉所恐怖症の私はその設定だけでもハラハラしてしまう。)ご覧になられた方も多いと思うのだけれど、犯人分かりますよね?!って思った。私はあまり推理力に長けてる方ではないのに、結構最初の方からカーソン(ピーター・サースガード)が怪しい感じがしていた。相棒がいた事までは分からなかったけれど。でも、もしかするとカイル(ジョディ)の妄想なのかな?と思ったり。機長役が凛々しくキマッテいた!ショーン・ビーンも含めてみんなに騙されてるのかな?ともちょっと...。ジュリアン・ムーアの『フォーガットン』と少しダブルところがあったりして。母親と子供という設定なので。

娘ジュリア(マーリーン・ローストン)は少しの台詞しかなかったけれど可愛い少女だった。そのジュリアと一緒に最初に機内に乗り、ジュリアは窓際の窓ガラスにハートマークを小さな指で描いていた。そのマークをなぞるカイル。彼女の妄想ではない!とハッキリしていく。もう少し、二転三転するお話展開だともっと良かったかも?でも、ジョディはカッコイイ!彼女の存在感が大きいので一人目立っていたように思うのは贔屓目だろうか。そして、母は強いものだなぁ〜と。絆というものは目に見えない強さ。そんなことを『フォーガットン』も同様に感じたこと。

それにしても、この様な役はジョディのイメージみたいになっているのかも。でも、これからも色んな役を演じたり監督したりするのだと思うので、今後の作品が楽しみ♪そして、あのブルーな瞳は相変わらず美しかった!