『チャップリンの偉大さについて』 マルグリット・デュラス語録

2005-04-21.jpg

チャップリンというのは、一人前の人間じゃないの。かれは天才的な障害者、精神の歴史のなかの素晴らしい事故、映画の巨大な断絶なのよ。精神の貧窮者。精神薄弱児なのよ。」
チャップリンが幸運だったのは、無声映画の時代に登場したからだと言われているわ。でも、わたしは、無声のこの偉大さにトーキーはけっして到達できなかったと言っておくわ。」

マルグリット・デュラス「緑の眼」より


★デュラスがチャップリンの偉大さについて語ったもの。「街の灯」は個人的にチャップリン映画の中で好きな作品!

「街の灯」:CITY LIGHTS
1934年 アメリカ映画 チャールズ・チャップリン監督
出演:チャールズ・チャップリン、ヴァージニア・チェリル、フローレンス・リー、ハリー・マイアーズ