『ソフィーの世界』 エリック・グスタヴソン監督 （1999年） 原作：ヨースタイン・ゴルデル

ソフィーの世界：SOFIES VERDEN
1999年・ノルウェー映画
監督：エリック・グスタヴソン　出演：シルエ・ストルスティン、トーマス・ヴォン・ブロムセン、アンドリン・サザー、ビョルン・フロバーグ、ミンケン・フォシェイム

14歳のソフィーにある日謎の手紙が届く。「あなたは誰？」「世界はどこから来たの？」と・・・そして、次々と不可思議なことが起こる。古代ギリシャから今世紀初頭のロシアまで、時空を超える旅を重ねながら“自分探し”をするソフィー。ヒーリング的な点で話題になったようにも思う。そして、賛否両論の映画評のよう。観た人々のそれぞれの感想なのだ。私は少女期の疑問や不安、空想世界などが好きだし体験としても共感できるので、このような夢見る少女、ファンタジックな冒険映画は大好き♪主役のシルエ・ストルスティン（ソフィーとヒルデの二役）は何千人もの中から選ばれた撮影当時13歳の少女。その後の作品は知らないけれど、またお目にかかれるといいなぁ♪

この映画の原作である『ソフィーの世界―哲学者からの不思議な手紙』は、ヨースタイン・ゴルデルの150万部も売れたというベストセラー小説。ヨースタイン・ゴルデルはノルウェーのオスロ生まれで、文壇デビュー前から高校で哲学を教えていた教師。本国では教科書も書き、東洋哲学、禅や仏教にもとても影響を受けてこられたお方だそうだ。