アラン・ドロン:ALAIN DELON

cinema-chouchou2007-04-09

アラン・ドロン:ALAIN DELON
生年月日:1935年11月8日 蠍座 フランス・パリ生まれ
身長:183cm 髪:ダークブラウン 瞳:ライトブラウン

幼い時期に父親を亡くし貧しい少年時代を過ごす。17歳で外人部隊へ、そして除隊後、放浪の旅をしていたという。1956年パリに戻り大物プロデューサー、デヴィッド・O・セルズニックとの契約を破棄してイヴ・アレグレ監督(シモーヌ・シニョレの最初のご主人)の「女が事件にからむ時」で映画デビュー。50年代後半から人気が上昇し「太陽がいっぱい」で決定打。ルキノ・ヴィスコンティの寵愛を受けたお一人ながら、それ以降も各名匠たちの作品に次々と出演、自身でも監督・製作も手掛けるようにもなる。アラン・ドロンと共演した新人女優さまはそれで名が知れる。60年代にアメリカ進出を果たすが今ひとつ...アメリカ人にこの匂いは伝わりにくいと安易に想像できる。往年のどの名優方とも今のどの大スター達とも違う芳香を放つお方。やはり唯一無二のアラン・ドロンなのだ★

アラン・ドロンについて語った名優モーリス・ロネのお言葉を♪〜

「彼は天賦の才能を持っている。彼が映画の画面に現れるだけで、彼はすでにその映画に影響を与えている。それは誰にでも与えられるものではない。しかし彼は自分をライオンの分身にしてはいない。彼はいつも誰かと共演し、決して誰かに対立した演技はしない。」

好きな男優さまにアラン・ドロンを挙げない訳にはいかない私。ヘルムートさまよりもボウイさまよりも先に好きになった異国のスター☆ヨーロッパかぶれが次第に強まって行った少女時代の頃から、ずっととても大好きなお方(両親の洗脳にも感謝♪)。ハンサムでカッコイイ!!先ずそれは欠かせない。でも、それだけで長いスター街道は甘くは無いもの。天性の資質と映画を愛する気持ちや情熱、そして友情が常に一緒にいたように思う。モテルのは当然だろう!なので、悲しい思いをした恋人たちもいる、かのマルコヴィッチ事件という暗い影もある。それでも、非情なる男の孤独さと野望がスクリーンの中でもこれ程似合うお方はおられない(断言してしまいたい!)。背徳の美学、それはアラン・ドロン形容するなかでもとても好きな言葉♪代表作を挙げてみると、まだ未見作が数作品あるのでいつかお目にかかりたいなぁ〜と思う。そして、新作製作のニュースも聞こえてくるので楽しみにしているところ♪


◆代表作◆
アラン・ドロン刑事物語 (2001)
ハーフ・ア・チャンス (1998)
百一夜 (1994)
カサノヴァ最後の恋 (1992)
ヌーヴェルヴァーグ (1990)
私刑警察 (1988)
シネマ (1988)
デーモン・ワールド (1986)
復讐のビッグガン (1986)
真夜中のミラージュ (1984)
スワンの恋 (1983)
鷹 (1983)
最後の標的 (1982)
危険なささやき (1981)
テヘラン (1981)
ナイトヒート (1981)
ポーカー・フェイス (1980)
未知の戦場/ヨーロッパ198X (1980)
エアポート'80 (1979)
チェイサー (1978)
友よ静かに死ね (1976)
パリの灯は遠く (1976)
ブーメランのように (1976)
プレステージ (1976)
フリック・ストーリー (1975)
ル・ジタン (1975)
アラン・ドロンのゾロ (1974)
個人生活 (1974)
ボルサリーノ2 (1974)
愛人関係 (1973)
暗黒街のふたり (1973)
スコルピオ (1973)
燃えつきた納屋 (1973)
暗殺者のメロディ (1972)
高校教師 (1972)
ショック療法 (1972)
ビッグ・ガン (1972)
リスボン特急 (1972)
帰らざる夜明け (1971)
もういちど愛して (1971)
レッド・サン (1971)
栗色のマッドレー (1970)
仁義 (1970)
ジェフ (1969)
シシリアン (1969)
ボルサリーノ (1969)
あの胸にもういちど (1968)
さらば友よ (1968)
太陽が知っている (1968)
悪魔のようなあなた (1967)
サムライ (1967)
冒険者たち (1967)
世にも怪奇な物語 (1967)
テキサス (1966)
パリは燃えているか (1966)
名誉と栄光のためでなく (1966)
泥棒を消せ (1965)
黄色いロールス・ロイス (1964)
危険がいっぱい (1964)
さすらいの狼 (1964)
黒いチューリップ (1963)
地下室のメロディー (1963)
山猫 (1963)
太陽はひとりぼっち (1962)
フランス式十戒 (1962)
素晴らしき恋人たち (1961)
生きる歓び (1960)
若者のすべて (1960)
太陽がいっぱい (1960)
学生たちの道 (1959)
黙って抱いて (1959)
お嬢さん、お手やわらかに! (1958)
恋ひとすじに (1958)
女が事件にからむ時 (1956)


追記
随時気紛れですが追記してゆきます。アラン・ドロンが出ていて嫌いな作品はひとつもないのです♪