映画と文学(戯曲)

『ソフィーの世界』 エリック・グスタヴソン監督 (1999年) 原作:ヨースタイン・ゴルデル

ソフィーの世界:SOFIES VERDEN 1999年・ノルウェー映画 監督:エリック・グスタヴソン 出演:シルエ・ストルスティン、トーマス・ヴォン・ブロムセン、アンドリン・サザー、ビョルン・フロバーグ、ミンケン・フォシェイム14歳のソフィーにある日謎の手紙が…

『青い鳥』 ジョージ・キューカー監督 原作:モーリス・メーテルリンク (1976年)

青い鳥:THE BLUE BIRD 監督:ジョージ・キューカー 原作:メーテルリンク 出演:エリザベス・テイラー、トッド・ルッキンランド、パッツィ・ケンジット、エヴァ・ガードナー、ジェーン・フォンダ、ナジェジダ・パブロワ、マルガリータ・テレホワ、ロバート…

『世にも怪奇な物語』 原作:原作はエドガー・アラン・ポー (1967年)

世にも怪奇な物語:TRE PASSI NEL DELIRIO監督:ロジェ・ヴァディム、ルイ・マル、フェデリコ・フェリーニ 出演:ジェーン・フォンダ、ピーター・フォンダ、アラン・ドロン、ブリジット・バルドー、テレンス・スタンプ、サルボ・ランドーネ (1967年・フラン…

『オスカーとルシンダ』 ジリアン・アームストロング監督 原作:ピーター・ケリー (1997年)

オスカーとルシンダ:OSCAR AND LUCINDA 1997年・オーストラリア映画 監督:ジリアン・アームストロング 出演:レイフ・ファインズ、ケイト・ブランシェット、シアラン・ハインズ、トム・ウィルキンソン、リチャード・ロクスバーグ レイフ・ファインズはもう…

『エンジェル・アット・マイ・テーブル』 ジェーン・カンピオン監督 原作:ジャネット・フレイム (1990年)

エンジェル・アット・マイ・テーブル/AN ANGEL AT MY TABLE 1990年・ニュージーランド映画 監督:ジェーン・カンピオン 出演:ケリー・フォックス、アレクシア・キオーグ、カレン・ファーガソン ジェーン・カンピオン監督作品は好きなので、初期の短編作品か…

『赤い靴』 マイケル・パウエル、エメリック・プレスバーガー監督 原作:アンデルセン (1948年) 

赤い靴:THE RED SHOES 1948年・イギリス映画 監督:マイケル・パウエル、エメリック・プレスバーガー 出演:モイラ・シアラー、アントン・ウォルブルック、レオニード・マシーン、ロバート・ヘルプマン、マリウス・ゴーリング、リュドミラ・チェリナ この映…

『から騒ぎ』 ケネス・ブラナー監督 原作:ウィリアム・シェイクスピア (1993年)

から騒ぎ:MUCH ADO ABOUT NOTHING 1993年・アメリカ映画(イギリス映画) 監督:ケネス・ブラナー 出演:ケネス・ブラナー、エマ・トンプソン、デンゼル・ワシントン、ロバート・ショーン・レナード、ケイト・ベッキンセイル、キアヌ・リーヴス、リチャード…

『ホテル・ニューハンプシャー』 トニー・リチャードソン監督 原作:ジョン・アーヴィング (1984年)

これまた、何から...というくらい好きな映画。まだ10代で現代アメリカ文学のことなど全く興味も持てずに無知極まりない頃。ある友人がジョン・アーヴィングのこと、『ガープの世界』の映画が最高だと嬉しそうにお話してくれた。そして、この『ホテル・ニュー…

『初恋 ファースト・ラブ』 マクシミリアン・シェル監督 原作:ツルゲーネフ (1970年)

初恋〜FIRST LOVE〜 西ドイツ/アメリカ合作映画 1970年 監督:マクシミリアン・シェル 出演:ドミニク・サンダ、ジョン・モルダー=ブラウン、ヴァレンティナ・コルテーゼ、マクシミリアン・シェル 「あなたの好きな俳優さんは?」と尋ねられたなら。男優さん…

『エコール』 ルシール・アザリロヴィック監督 原作:フランク・ヴェデキント『ミネハハ』 (2004年)

エコール/INNOCENCE 2004年 ベルギー・フランス合作映画監督:ルシール・アザリロヴィック 製作:パトリック・ソベルマン 原作:フランク・ヴェデキント『ミネハハ』 脚本:ルシール・アザリロヴィック 撮影:ブノワ・デビエ 音楽:レオシュ・ヤナーチェク、…

『小公子』 フランシス・ホジソン・バーネット

★フランシス・ホジソン・バーネットの『小公子』と『小公女』は、子供の頃の同時期に読んだもの。少年セドリックと少女セーラ。また、『秘密の花園』他も欠かせないけれど、素晴らしい少年少女文学たち。映画やアニメでも観ることになり、どうしても心の核(…

『ビヨークの「ネズの木」』 ニーツチュカ・キーン監督 原作:グリム兄弟 (1986年)

ビヨークの「ネズの木」/THE JUNIPER TREE 1986年 アイスランド映画監督:ニーツチュカ・キーン 製作:ニーツチュカ・キーン 原作:グリム兄弟 脚本:ニーツチュカ・キーン 撮影:ランディ・セラーズ 音楽:ラリー・リプキス 出演:ビョーク、ブリンディーズ…

『ブリキの太鼓』 フォルカー・シュレンドルフ監督 原作:ギュンター・グラス (1979年)

ブリキの太鼓/DIE BLECHTROMMEL 1979年 西ドイツ/フランス合作 監督:フォルカー・シュレンドルフ 製作:フランク・ザイツ、アナトール・ドーマン 原作:ギュンター・グラス 脚本:ジャン=クロード・カリエール、フォルカー・シュレンドルフ 撮影:イゴール…

『ヴェニスの商人』 マイケル・ラドフォード監督 原作:シェイクスピア (2004年)

ヴェニスの商人:THE MERCHANT OF VENICE 2004年 アメリカ/イタリア/ルクセンブルグ/イギリス合作映画 マイケル・ラドフォード監督出演:アル・パチーノ、ジェレミー・アイアンズ、ジョセフ・ファインズ、リン・コリンズ、ズレイカ・ロビンソン、クリス・マ…

『細雪』 市川崑監督 原作:谷崎潤一郎 (1983年)

「細雪」 1983年 日本映画 市川崑監督出演:岸恵子、佐久間良子、吉永小百合、古手川祐子、伊丹十三、石坂浩二、岸部一徳、三條美紀、江本孟紀、仙道敦子 すっかり桜も散ってしまったけれど、満開の時に久しぶりに『細雪』を観た。というか観たくなってビデ…

『太陽は夜も輝く』 パオロ・タヴィアーニ&ヴィットリオ・タヴィアーニ監督 原作:L・N・トルストイ (1990年)

太陽は夜も輝く/IL DISOLE ANCHE NOTTE 1990年 イタリア映画監督:パオロ・タヴィアーニ、ヴィットリオ・タヴィアーニ(タヴィアーニ兄弟) 製作:ジュリアーニ・G・デ・ネグリ 原作:L・N・トルストイ 脚本:パオロ・タヴィアーニ、ヴィットリオ・タヴィ…

『ラスムスくんの幸せをさがして』 オル・ヘルボム監督 (1981年) 原作:アストリッド・リンドグレーン『さすらいの孤児ラスムス』

ラスムスくんの幸せをさがして:RASMUS PA LUFFEN 1981年 スウェーデン映画 オル・ヘルボム監督出演:エリック・リンドグレーン、アラン・エドワール、エミー・ストーム、パル・スティーン 原作・脚本:アストリッド・リンドグレーン最近は戦後60年というこ…

『嵐が丘』 ピーター・コズミンスキー監督 原作:エミリー・ブロンテ (1992年)

嵐が丘:WUTHERING HEIGHTS 1992年 イギリス映画 ピーター・コズミンスキー監督出演: ジュリエット・ビノシュ、レイフ・ファインズ、ジャネット・マクティア、サイモン・シェパード、ジェレミー・ノーザム、シンニード・オコナー 音楽:坂本龍一「嵐が丘」…

『理想の結婚』 オリヴァー・パーカー監督 原作戯曲:オスカー・ワイルド (1999年)

理想の結婚:AN IDEAL HUSBAND 1999年 イギリス映画 オリヴァー・パーカー監督 出演:ケイト・ブランシェット、ミニー・ドライヴァー、ルパート・エヴェレット、ジェレミー・ノーサム、ジュリアン・ムーアこの映画はここ数年作では特に大好きなもの。私は本…

『あの胸にもういちど』 ジャック・カーディフ監督 原作:アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグ『オートバイ』 (1967年) 主演:マリアンヌ・フェイスフル

やっと!やっと!の国内初DVD化。大好きなマリアンヌ・フェイスフルとアラン・ドロンの共演した1967年制作映画。原作はフランスの耽美派作家:アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグの「オートバイ」。可憐な少女、60年代ロンドンの華の様な存在だったマリ…

『仮面の男』 ランドール・ウォレス監督 原作:アレクサンドル・デュマ『鉄仮面』 (1998年)

仮面の男:THE MAN IN THE IRON MASK 1998年 アメリカ映画 ランドール・ウォレス監督出演:レオナルド・ディカプリオ、ジェレミー・アイアンズ、ジョン・マルコヴィッチ、ジェラール・ドパルデュー、ガブリエル・バーン、アンヌ・パリロー、ジュディット・ゴ…

『悲しみよこんにちは』 オットー・プレミンジャー監督 原作:フランソワーズ・サガン (1957年)

悲しみよこんにちは:BONJOUR TRISTESSE 1957年 イギリス・アメリカ合作映画 監督:オットー・プレミンジャー 出演:デヴィッド・ニーヴン、デボラ・カー、ジーン・セバーグ、ミレーヌ・ドモンジョ、ジュリエット・グレコ古い映画。「悲しみよこんにちは」と…

『ベニスに死す』 ルキノ・ヴィスコンティ監督 原作:トーマス・マン (1971年)

この作品はいつ、何年経っても「素晴らしい!」。でも、困った事に私はヴィスコンティ無しでは生きていけない位に常日頃から離れないのだ、各作品の各シーンが。10代,20代,30代・・・ときっと一生離れないであろう「美」の結晶の様な存在。ルキノ・ヴィスコ…